発表会後、まだ半月ほどだというのに
次の発表会はいつかとよく聞かれます
もう次の発表会に向けて
弾きたい曲に夢を膨らませる生徒たちが大勢います
この生徒たちのいきいきとしたやる気に触れると
頑張ってよかったと思えて
私の疲れは吹っ飛びます
今回の発表会で私が取り組んだ
どこのピアノの先生も頭を抱える共通の悩み
ピアノは好きなようだけど
ほぼお家で練習をしない子達をどうしたのか
お話ししますね
![](https://i0.wp.com/stat.ameba.jp/user_images/20190519/22/haruko8156/e8/f5/j/o1920128114412860689.jpg?resize=420%2C280&ssl=1)
実際、中学生の練習嫌いの子よりも
小学低学年の練習をきちんとしてくる子の方が上手だったりします
それが発表会ともなると
見えてしまうので
見劣りしないように
生徒が傷つかないように
その生徒の保護者が嫌な気分にならないように
ここ、とてつもなく大変だけど大切なポイントです
うちの発表会は1年半から2年の間隔をあけます。
受験と重なる子達の中で
発表会に出たい子がどのくらいいるかを聞いて
その子達が出られるようにするからなのと
コンクールに出る子達は
この発表会のない合間にコンクールに向けて頑張って
コンクールに出ているからです。
そして問題の練習嫌いの子達に
この間に発表会で使えそうなそれほど難しくはないんだけど
舞台映えしそうな曲を勧めてしまいます
もしくは弾きたい曲を練習します。
今の子の弾きたい曲はアニメやJ-POPですね。
発表会の余韻が残るこの時期に
実際、練習をほぼしてこない子に前の発表会直後から始めた舞台映えしそうな曲を
毎週レッスンの中でほんの少しずつ少しずつ弾けるようにして
1年以上かかってもまだ最後まで弾けなくて
最後の仕上げを発表会前に頑張って
なんとか他の子と見劣りせずに1曲仕上がった子がいます
全く練習してこないわけではないけど
ほんの少しづつしか進まない子の中に
アニメやJ-POPの少し前に最後まで弾けた曲の中から選んで
もう一度、発表会用に思い出して仕上げなおして
無事に弾けた子は何人もいました
発表会全員参加にしてから、練習しないからという理由で
やめさせられそうになる子が毎回必ず出ていたんですが
今回はピアノをやめさせられそうになる子が出ずにすみました
発表会前特訓をしなければならない子がほぼいなかったのも
この対策のおかげかなぁと思います。
お家で練習はしたくないけど
ピアノは好きで続けている子達が
ゆる~く楽しくレッスンに来続けられるように
取り組んでみました
発表会用の新しい曲じゃなくても
みんなやり切った良い笑顔でしたから
この作戦で次回も乗り切ろうと思います!