我が家の下駄箱の上には小さな亀の置物が2つあります🐢🐢
はじめてこの置物を目にしたとき「うちの娘たちみたいだなぁ」とほっこりして我が家に連れて帰りました。
今は成人して大きくなった娘たちがまだあどけない頃の話です。
亀さんタイプの娘たちは何においても早くは動けないので、ため息をつきつつ親としてどうあるべきかと自分に問うことが多くあり、そんな折にこの🐢を目にすると幼くて可愛かった娘たちを思い出して緩む、私にとっては大切なことを思い起こせる物となっていました。
今年度の発表会前グループレッスンの日、朝から学年別&男子の8グループのレッスンを終えて玄関に出ると、大きい方の🐢がいなくなっていました。ほぼ全員の生徒が通った玄関から…
『誰かのカバンにうっかり入っちゃたのかもしれないので、🐢を連れて帰っちゃった子は戻してね』と呼びかけようかと思ったのですが、よくよく考えて思いとどまりました。
きっと悪意はないのだろう。可愛くてつい持って帰ってしまったのだったらきっと大切にしてもらえるはず。そっと戻してくれますようにと。
お姉ちゃんがいなくなってしまっても頑張って踏ん張っているように見えて、ちくりと心が傷むものの、いつか帰ってくるような気がして、妹🐢をなんとも言えない心持ちで目にするようになったのが3月。4月末の発表会が終わ、夏休みに入ってしばらく経った頃、お姉ちゃん🐢が戻ってきました❣️
5ヶ月ぶりにはじっこの目立たないところにそっと置かれていました。
誰のお家に行っていたのかはわかりませんが、きっと戻してくれると信じていたのが現実になり、一人で真夏の暑い玄関で飛び上がって喜びました✨
返してくれた子とお話しできたら、どんな気持ちだったのかを尋ねて、きっと返してくれると信じてた私の気持ちも伝えて褒めてあげたいなと思ってしまいますが、そんな日が来なくても信じて待っててよかったなと、下駄箱の上で2体揃った🐢を目にするたびにほっこりします。
もしこの出来事が若かりし頃の子育て中の私の身に起こっていたら、このような穏やかな気持ちではいられず、怒ってしまっていただろうなと思います。
起こった出来事を感情で受け取らず、ありのままを受け入れて信じて待つ。そんなことが出来るようになるまで随分と時間がかかってしまい、うまくできるようになった頃には娘たちはもう社会人。レッスンの中で生徒たちに生かしていて、お母様方の子育ての相談を預かった時にお伝えしているのですが、このノウハウを穏やかな子育てができるお母さんが増えますように願って、発表会後からお母さんのためのお勉強会を開いています。
繊細な娘たちに寄り添うのに学んできた脳と心についての学びと、実践で得た感覚と確信をお伝えしています。
⚫︎このようなことを学ぶ機会を作ってくださってありがとうございます。
⚫︎子育てが楽になりました。
⚫︎ありのままの子供を受け入れられていなかったのに気がつきました。
など嬉しいお声をいただいています。
我が家のリビングでお茶をいただきながらのお話なので最大4人までの少人数ですが、子育てでお困りの方がおられましたらお問い合わせください。
https://lin.ee/S4jzjT1