毎日のレッスンの中で
生徒たちの入ってくるときの様子で
その日のその子の気持ちが表れているように思います。
今日は黙ってそ~っとレッスン室に入ってきた子がいました。
入ってきたことに始め気付かなかったほどそ~っとだったので、その時にレッスンしてた子とびっくりして一緒に「うわぁ~」って声を上げてしまい
更にびっくり
泣いてたんです
「どうしたの何があったの」ってまたまた声をそろえて聞いてしまいました
その時には本当の理由はいえなくても
泣きながらでもレッスンに来れたなんてとっても偉かったとほめて
体をさすりながらお話をしているとゆるんできます
体をさすったり頭をポンポンしたりがゆるむスイッチじゃないかと思います
ピアノのレッスンは基本30分です。
30分の中で悩み事を聞いて
カチカチになった体をほぐしたり
更にピアノまで教えるなんて
出来るのかと聞かれることがあるのですが
これが出来るんです。
子供たちがホッと安らげる場であるように
誰にも言えない悩み事を受け止められる存在であるように
来ただけで自然に緩んで笑顔でいられるように
常に意識しています。
この意識しているというので随分違ってきていて
こちらが意識しているだけでも生徒たちの様子や発する言葉は変わってきます。
駄々をこねたり
悪態ついたりする子もいますが
それは素直に困っていることを出せなくてやっている表の顔で
その内側にはほかの理由があるはず
表情をよく観察して
親御さんとも連携を取りながらの子供のメンタルのフォローをしています。
それと同時にお母様の子育ての相談にも乗っています。
1人で考えていても気付かない事や
どうしてあげたらいいのかわからないことを
教えてくれる人が周りに居なかった私の経験から
あえておせっかいにも子育てを関わらせていただいています
心に傷を負ってしまい
大事故になる前に
すり傷程度の時にケアしてあげたいと思って接しています
そうすると悩み事がお口から出てきます。
悩みに寄り添うアドバイスして
こわばった体をさすり
すっきりしてからピアノを弾くと
時間が短くなっても集中して取り組めますから
かなり進みます
当教室はピアノ上手な子多いです