気付けば四半世紀以上もピアノを教えていました!


私は神戸の自宅でピアノ教室をしています。

気付けばピアノを教えはじめて四半世紀以上!
ピアノに対する想いは年月がたつにつれて大きく変わっていきました。

そして今、辞める生徒はほとんどいなくなりました。
価値観の違う保護者の様子はだんだん変化して
今では理解ある保護者ばかりとなっています。

コンクールに出ている一部の生徒が
全国大会に進んで入賞するようになったり

ピアノ教室を卒業した生徒の中に
大学生になっても発表会を手伝いに来てくれる子がいたり
結婚した生徒が子供を連れて遊びにきてくれたり(孫が出来た気持ちになります笑)
ピアノを教えはじめた頃に抱えていた問題がいつの間にかなくなり
気付けばとても恵まれた理想の形になっていました。

初めからこんなにうまくいっていたわけでは決してありません。
私がピアノを教えはじめた頃は戸惑うことも問題も多くありました。


子育てを通じて私自身大きく変わったことで
今のような形になれたのだと思います。

私がどのように変わっていったのかを
昔の私のように戸惑い悩みながらピアノを教えておられるピアノの先生方に
私の経験を想いを込めてお伝えしたいと思います。



最初は楽譜が読めてピアノを弾けるようにするのが私のお仕事だと思っていました。


やる気のない生徒にはお説教してましたし
追加レッスンや振替を頼まれるのも本当はイヤ
お月謝をいただく→決まった時間にピアノを教える
の範疇を超えることをするのに抵抗がありました。

反抗したり駄々をこねる生徒に内心イラっとしても

仙人じゃあるまいし仕方ないと自分を正当化までしていました。
今になって振り返るとこれ絶対ダメ!
昔の生徒たちごめんなさい。

今の私はどうしているのかというと
生徒にどうしたのかたずねます。

ごねたりやる気が出ないのには訳がありますから
眠い?疲れてる?って聞いてみます。
本当に眠かったり疲れているだけなのか
何かほかに原因がないかを探ります。
そうすると小学生が泣きながら怒られた話を始めたり
思春期真っ只中の中学生が親の愚痴がとまらなくなったりします。
親の気持ちも織り交ぜながら
辛いよねぇって共感して(この共感は大切!)
家出たくなったりつい飛び出しちゃったら
うちにおいでよって必ず言います。

昔は悩み事を聞きながらも
レッスンの時間がどんどん短くなるのが気になって
どこで切り上げようかと時計を見て焦っていましたが
今はこれも私のお役目と気持ちを切り替えて時間の限りずっと聞いてます。

レッスンではうまく弾けるのに家に帰るとわからなくなる子には
帰ってすぐに練習する大切さを話しますし
それでも忘れてしまう時は

毎日家で練習した部分の動画や音声を私に送り
注意を書き込んで送り返すのを続けていくうちに
練習の仕方がわかってきて
だんだん自信がつき
難しくて出来ないから

弾けたという成功体験になっていきます。

仙人でもあるまいしと自分を正当化していた私が
なぜ仙人ばりにイラっとしないで
自宅練習までもフォローし始めたのは
子育ての中で私が変わる大きな出来事があったからです。

子育ての中で私が変わる大きな出来事があったからです。
共感してくださるようでしたらこのままお付き合いください。


恩師との出会い

私がピアノを習い始めた幼稚園の頃。
近所のお友達のお母さんに

ゆる~く習っていました。

6年生でピアノ教室を変わった途端に

指の形や座り方まですべてやり直し
今では考えられないほどの厳しい指導をうけることになったのです。
出来ていないと怒りの声がふってきて腕を払い落され
後ろからドンとつかれてピアノにゴンと頭を打つなんてざらでした。
必死で練習しました。
そうするうちに見違えるように上達していくのを自分でも感じて

ピアノはなんとなく続けていた習い事ではなくなり

もっと上手くなりたいと本気で思うようになっていきました。

なぜそんな厳しい指導に耐えられたのかというと
それは先生に愛情があったから。

基礎からやり直すのは大変でしたが
6年生までなってる子に

そこまでしてくださった先生は相当大変だったに違いありません。


はじめに基礎をきちんと教える大切さと指導力
そして何より先生の愛情を感じるのはとても大事
今の生徒たちに対する想いは
この時の自分の経験が基となっています。

この先生と出会わなかったら今の私はありません。
私も生徒たちにこう思われたいものです。

子育てとは24時間休みなしの大変な毎日がある日突然始まる本当に過酷なものです。

私自身が大きく変わるきっかけとなったのは子育てです

子供の性格や性質にもよりますが

私の子供達は2人ともアトピーが酷かったこともあり大変手がかかりました。

1日中夜も関係なく痒みは襲ってきますから

親子で眠れない日が何年も続きました。

食事・ダニ・埃・身に着ける衣服の生地や肌に触れるすべてのもの

口にするすべてのものに気を配る習慣がこの時に身に付きました。


上の子は繊細な心を持つ優しい子になりました。

私から離れられる日が来るのかと心配するほど、人見知りが激しく、

初めて幼稚園バスに一人で乗れた時には思わず涙したほどでした(笑)

まじめでコツコツ努力型なので、ピアノもコツコツ練習に励み

親子2人3脚で頑張ったコンクールは今でもよい思い出になっています。

この時の経験はコンクール指導をする上で子供の気持ちも母の気持ちも両方

共感できる貴重なものになりました。


下の子はスポーツに打ち込む明るい活発な子です。

下の子特有の天真爛漫さで、物事を感覚的にとらえる一方で、理論理屈には拒否反応をおこすため、感覚的にピアノを教える方法を試行錯誤する事になりました。この経験も今のレッスンで大変役に立っています。


全く違う性質を持つ2人の子育ては

様々な性格の子供たちの気持ちを理解し子供の性格に合わせて指導する

今の私を作ってくれました。

2人の子供たちの様子がおかしくなり始めた時期がありました。

反抗期や思春期とは何かが違う、病気とも違うような

でも何が原因しているのかがわからず

方々の心理士に相談しましたし

西洋医学がダメなら東洋医学

それでもだめなら民間療法

本だってたくさん読みました。

そうしているうちに私の気付かないところで心に傷を負い

そのPTSDからくる症状だとわかったのです。

気付いてやれなかった後悔の中で

子供たちの表情の変化、体調
心の動きを注意深くみて
どう声がけしたら良いのか
どう接したら少しでも気持ちが楽になるのか
苦しみを共有し共感できるのか
常に細心の注意を払って子供達の心の傷と向き合いました。

子供たちを暗闇から救うべく必死の戦いでした。


暗闇に光が射した古神道の教え


これから先どうしたらよいのか手探りの中
答えを探して占いに行くようになりました。
有名企業の社長さんや芸能人も通うという四柱推命の先生や
日本全国から人が殺到する予約のなかなか取れない霊感師にもみてもらいましたが
私の探している答えはなかなか見つかりません。
そこで目に留まったのが


北極流占い

運命診断に加えてあなたが今抱えている悩みや問題に対する解決策を具体的にお伝えします

と書いてあったのです。

鑑定では今までの私の人生をまるで見ていたかのように言い当てられて驚きっぱなしでした。
親と合わなかった子供の頃から
全力で子供たちを守ってきた事までも。
今まで自分ではどうしようもなかった
怒りにとらわれたネガティブな私の心を変えるための方法や

子供たちのこと

今まで誰も教えてくれなかった私の探していた『答え』がここにありました。

あまりにもすごい衝撃を受けて
この北極流の古神道を通した教えを学び始めました。

この教えから私の人生を変えるほどの沢山の気付きをもらいました。


この学びから子供達が負ってしまった心の傷は
糧となり未来につながるのだと思えるようにまでなりました。
暗闇の中で苦しんでいた私たち親子に差し込んだ光のように感じられました。

ピアノ教師というお仕事からいつも元気をもらっていた


途方にくれて疲れ果てていた時も

ピアノのレッスンが始まると疲れた重い体からスーっと何かが抜けていくような感覚で軽くなり
いつの間にか元気になって生徒たちと楽しい時間を過ごせていました。



子供達もゲームをしたり漫画も読みますが
その中にピアノを弾くことも含まれており

ピアノを弾いた後は、すっきりした顔になります。
ピアノの力を子供たちも感じています。
私達親子のストレスや体の不調を和らげてくれているのは音楽の持つ素晴らしい力の一つです。
私の進む道はピアノを通じて音楽の持つ力を伝えていくこと
関わった子供が皆

幸せになれるようなピアノ教師になりたいと強く思いました。


関わる全ての子供たちが音楽から力をもらえますように



今の時代は傷つけられてしまう子も
虐待で命を落とす子も無くなりません。

1人でも多くの大人が我が子とかわりなく
自分と関わる全ての子供達の成長を見守り
力になれるような
古き良き日本の精神を持つ人が1人でも増えるのが私の願いです。

人にもよりますがピアノという習い事は長年も続きます。
マンツーマンで大人との信頼関係を築いていく習い事って他にあるでしょうか。
家庭教師でも5年10年と同じ先生にずっと教えていただくことってないのではないでしょうか。
心許して話せる存在にピアノの先生がなれたら良いと思いませんか?

悩み事を親に打ち明けられない子だっています。
そんな時に信頼出来る大人に話せたらきっとその子は楽になれるはずです。
そして心地よい音色を自分で奏でる事によって癒されて
その日のレッスンが終えられたら
元気になってまた頑張れるはずです。

私達親子が今までピアノから力をもらっていたように
ピアノから力をもらえる子が増えて
音楽からもらった力がその子をずっと支えていってくれますように


そう願ってレッスンをしていると
お月謝の範疇を超えても生徒をフォローしたいと心から思います。
人見知りの激しい子でも気分屋でも大丈夫!
保護者の相談にだって自分の経験を通してお話しします。


私の想いに共感してくださる
ピアノの先生がいらっしゃったら
もっと詳しく私がどのように今のピアノ教室を運営しているかをお伝えします!

史上最強のクレームを言う保護者が感謝の言葉を口にするまでに変わっていったお話しや
人と話すのが苦手で場面緘黙と診断された子が音楽コンクールの伴奏に立候補し

オーデションを勝ち抜いて、全校生徒と沢山の保護者の前でピアノを弾いたお話や
どうやって今のようになっていったのか
お伝えしたい事が沢山あります。



私がそうであったように
途中から変わってきた生徒の中に
指の形や座り方からやりなおし

楽譜が読めない子

体の力をのせて腕を使って弾けない子

音色を聞くなんて意識したことのない子など
沢山のことをやり直さなければならない子が多くいます。
でもその子達を教えておられた先生方が
ご自身が出来ないわけではないはないはずです。

気付く機会がないだけなのではないでしょうか。


楽しくピアノを習って気付けば上手に弾けるようになっていた。

それが私のピアノ教室です。

音を楽しむのが音楽です。


楽しく学ぶうちに自然と色んな曲が弾けるようになって
綺麗な音を奏でられるようになってほしい


私1人で関わる子供の数はほんの少しでも

同じような志を持ったピアノ教師が増えたら

音楽から力をもらうことの出来る子が無限に広がります。

私と一緒に子供たちの心を育むピアノ教室を作りませんか?

私の経験と知識がお役に立てるのならこんなに嬉しいことはありません。

私の想いが1人でも多くの人に伝わりますように
共感してくださる方が1人でも多くいらっしゃいますように
願いを込めて終わりにしたいと思います。
長くなってしまいましたのに
最後までお付き合いくださってありがとうございました。