わたしがピアノレッスンで一番心がけているのは
子供の心を育み、困難に負けないような自己肯定感の高い子になってもらうこと
もちろんピアノを通してですからピアノのテクニックもしっかり教えます。
子供の心を育むには親御さんの心が穏やかになっていることはとっても大切です。
子育てで悩んだり迷ったりしておられる親御さんの力になりたいと
子育てのお話も今までたくさんしてきました。
まるで子育てを乗り越えたかのように
こんな時はこう切り替えますよ〜みたいな
でも実はまだまだ落ち込むことも多々あります。
落ち込んだときは
読んでる方にわたしのネガティブな想いが届いてはいけないので
ブログは書かないことにしていたので
今日は書かないつもりでしたが
娘の弾くピアノの音を聞いていて
今の想いを綴ってみようと思います。
高3次女
起立性低血圧を患っています。
遊びにはいけても学校は起き上がれずに休んでしまう不思議な病気です。
親として願うのは
高校は卒業してほしい
でないとこれから先、
生きていくのが大変になるから
でもまぁ思うようにはいきません。
この気持ちを横に置いておくのがとてつもなく大変な作業でした。
一旦横に置いておいたつもりが
大学にも合格し
何とか卒業できそうな状態で卒業目前となり
後もう少しだと思った途端
気が緩んでしまっていたようで
物凄く苦労して横に置いていた感情が
わたしの中に戻ってしまっていたみたいです。
今日学校を休むと卒業が危ういのに
休んでしまいました。
ここ最近の言動から
こうなることは予測できていたので
親としての意見は口にしないようにしていたのに
(激しい反発をうむので状態をもっと悪化させるだけなので)
今週は親として見逃せない事態を
話をし行動してしまったから
昨晩はどんよりしているわたしを
長女が気にかけてくれて
マッサージしてくれたり
ピアノ教室で配るお知らせに目を通して
PC作業を少し手伝ってくれたりしていました。
彼女は今、大学の後期テストの真っ最中なのに
そして今朝
わたしも長女も寝坊してしまい
長女はせっかく勉強していたテストが受けられず
単位を落とす事に
ごめんね
って謝るわたしに
長女は
目覚ましが聞こえなかったんだから仕方ない
もう一度授業とってやり直すからいいよ
気にしないで
妹のことも考え過ぎないほうがいいよ
卒業できるかどうかは未来からの時間軸で決まってることで
今はその過程と捉えたほうがいい
ママの不安は昨晩は言わなかったけど
文章にのってしまってるよ
って
これ
今までわたしが娘に言ってきたことです。
それを反対に言われてしまいました。
でも大切なことを思い出させてくれました。
子育てが大変過ぎて
どうしていいのかわからず
たくさん勉強して
たくさんの人の力を借りて
やっと気持ちを整理して娘に向き合っていたはずが
戻ってしまっていたみたいです。
今日は担任の先生からも
主任の先生からもお電話がありました。
それぐらい大切な日だったのに。
お昼をとっくに過ぎて起きてきた次女に
完全に無視されながら事実を伝えました。
立ち上がって次女は防音室に入り
ピアノを弾き始めました。
そのピアノの音を聞いて
長女の言葉を思い返して
わたしの心も溶けていきました。
ピアノの音は次女の気持ちを代弁してくれていました。
ピアノは言葉にならない感情を伝える事ができます。
心を癒してくれます。
私たち母娘はピアノに癒されてきました。
ピアノで癒される人が1人でも多くなるように
レッスンしていきたいと思います。
そうそう
まだ大学生なのにしっかりした長女
実はこの子
次女なんか目じゃないぐらい
もっと大変だったんです
娘2人に容赦なく鍛えられて
成長させてもらってます
ただ今、少しですが空き時間がございます。
一人一人に寄り添うピアノレッスンをしております。
お問い合わせ、体験希望はラインからしていただけますので
お気軽にポチッと登録してみてください
