ここ最近気になっているのが
カチコチさんが急増中
カチコチさんとは
ピアノの音色が硬いこと
レッスン中によく言うのが
「楽譜通りに弾けてて普通に上手なんだけどね・・今から何言われると思う」
楽譜通りに弾けるようになるのは大切なことですし
まずそれが出来ないといけませんが
その後は楽譜に書かれていないところを読み取って自分なりの表現が出来るようにならないといけません
それはみんなできるはずなのに忘れ気味
「あっお山」
「ふわん」
それです
お山とはフレーズを感じて
どこからどこまでが一息かを感じて
だんだん強く
だんだん弱く表現すること
音の強さがお山みたいになるように
ふわんとは手首を使って音を柔らかくふわっと響かせること
ちびっこちゃん達だってちゃんと表現できます
ここまではみんな気付けるんだけど
なかなか気づかないのは音色の変化・・・カチコチさん
音色が硬くなっている子が最近急増中なんです
カチコチさんを追い出すストレッチや呼吸法を取り入れています。
ストレッチや呼吸法が出来る子はいいんですが
気になるのは涙が出てしまう子達が増えていること
不機嫌だったり
元気が無い様子でレッスンに来て
ピアノを弾きだすと
いつもならできることが出来なくて
いつもならわかることも答えられなくて
涙だが出てしまう
そんな時に背中をさすると硬い
肩も背中もカチカチになっていることが多いです。
子どもって体が凝っているかどうかの自覚がないことが多いです。
頑張り屋さんで
色んなことを一生懸命に頑張っていて
もういっぱいいっぱいになってしまっているのが子供は自分で気付きません。
そんな時は心を緩めないと
リンパの流れに沿って流していきます。
(アーユルヴェーダのマッサージ習いました)
痛い時はさすりながら
辛かったね
こんなにカチカチになったら先生だったらもう頑張れない
よく頑張ったね
でも頑張りすぎないでいいんだよ
こんなに疲れて
頭に入らなくて当たり前
ピアノうまく弾けなくて当たり前だよ
って声を掛けます。
そうすると今悩んでいることや
学校や塾のお勉強の話
お友達の話
お父さんお母さんに怒られた話等々
悩み事がお口から出てくることが良くあります。
つい先日は学校でずっと本を読んでいるって言ってくれました。
そんな時はその子に寄り添ってお話をします。
そして綺麗な音色で癒されるように
音色を柔らかく響かせるレッスンをします。
最後は笑顔になって帰れます。
子どもをマッサージするなんて
私だってもっと疲れてるのにって少し前の私は思っていましたが
今は違います。
スキンシップです
一番上の子だったり
小学校高学年
中高生ともなると親子のスキンシップがほとんどなくなっていませんか
マッサージでなくても
お母さんの優しい手で
子供の体をさすってあげてください。
そうするだけでも心が緩んでいきますから
カチコチの体に手を触れたら
どんなに頑張っているか
辛かったか伝わってきます。
優しい気持ちでいたわってあげてください。
張りつめた心が緩んだら
反抗期でも
思春期でも
素直なかわいいお顔が見えたりしますよ
娘と発表会で連弾した時の演奏です。
聞いている方が癒されますように心を込めて弾きました
※現在50人を超える生徒さんに来ていただいており、平日の早い時間と遅い時間
土曜の午後にしかゆとりがありませんが沢山のお問い合わせをいただいており
空き時間が少なくて申し訳なく思っています。
出来るだけご事情がおありのお子様をお引き受けしたいと思っています。
何らかのご事情があって入会を希望される場合、申し込みの際に言葉を添えていただけますようにお願い致します。
下記よりお申込みいただけます。