今、うちのピアノ教室は発表会1週間前なんです
いつもはこの時期
本番までに仕上がりそうにない生徒たちが
2人3人重なりあいながら
ひっきりなしにレッスンにやってきてました
ある程度めどがついたら次の子が来て・・・
娘と私の練習する時間が出来るのは夜中でした。
私がクタクタでソロで演奏する余裕がないため
先生の娘としての大役を担ってくれる娘に
「ママの娘として頑張ってるのに私のレッスンはちゃんと見てくれない」
と毎年怒られてました
夜にはもう力尽きてしまって
なのに今年は今までではじめて穏やかに過ごせています。
ほんの少し
フォローの必要な子を追加でレッスンするぐらいで済んでるんです。
その理由はグループレッスン。
今、学んでいるビジネスのセミナーで教わったことを
フルに生かして
発表会2か月前と1か月前の2回
グループレッスンをしました。
同じ年の子5~8人でグループを作って
くじを引いて出た数字順に弾いていきます。
当たり前ですが、みんな私の生徒ですから
教えている内容は同じ
弾く姿勢
指の形
腕の使い方
体の使い方
音色に注意をしてなど
弾いてる子のどこが上手かをよく聞いて書く
聞く子は弾いてる子に『頑張れ』って気持ちで聞くこと
この気持ちの大切さもお話ししました。
仲間意識をもって
助け合ってエールを送りあう。
みんなに応援されたら大きな力になるんだよってお話をしました。
そうすると幼稚園、小学校低学年グループでも
1時間集中力を切らすことなく
真剣にお友達の演奏を聴いて
それをメモに書いていました。
最後に誰が一番いいなと思ったか
どこが良かったかを話し合って
家でどのぐらいの時間、練習しているか
何に気を付けいるかなど話し合いました。
1番素晴らしいとみんなから言われた子だけ
最後にもう一度皆の前で演奏しました。
書いたお手紙は本人に渡して
それを励みに次のグループレッスンまで練習します。
これがかなりの良い反応だったんです
家に帰って
「楽しかった~」
「みんなじょうずだった~」
「私(ぼく)だけ2回弾けた~」
と言ってすぐにピアノの練習を始めましたとか
楽しいレッスンをありがとうごいましたとか
いただいたメモを嬉しそうに見ていますとか
子供の練習時間をもっと確保できるように協力したいと
連絡してくださったお母様までいました。
1回目のグループレッスン後
生徒たちの意識は明らかに変わり
2回目のグループレッスンも
同じ内容でしたがなかなかの良い反応で
お陰で今年は
私がクタクタになるほどに沢山の生徒をフォローせずとも
自分で頑張れた子が多かったんです。
それに何よりうれしかったのは
生徒たちが意欲をもって楽しんでピアノを弾いてくれていることです
今年の発表会は
私のくじ運が悪くて
10連休中になっちゃたけど
全員参加です
私の発表会準備も大詰め
あともうひと踏ん張りします
グループレッスンの効果が
発表会でどのように出たか
また報告します
最後までお付き合いくださって
ありがとうございました。